味覚障害の原因は〇〇だった!
- 癒いこい 加藤
- 10月8日
- 読了時間: 3分

【症例】味覚が戻らない(60代・女性)
2年前にワクチンを打った後に体調を崩し、その時に味覚がおかしくなった。それから今も味覚がおかしいまま。
【対処】
この方に限らず、ワクチン接種後からさまざまな不調が続き、改善せずに困っている方は少なくありません。
すべての症状に当てはまるわけではありませんが、体を整えることで多くの不調は軽減、あるいは解消することが可能です。
では、なぜそんなことが言えるのでしょうか?
症状には必ず原因があり、その原因に体が反応して不調が現れます。つまり、原因を見つけて適切にアプローチすれば、症状は変化していくのです。
ここで注意したいのは、「ワクチンが原因だ」と決めつけすぎないこと。
ワクチンはあくまで“きっかけ”であり、その前から体には何らかの問題が起きていた可能性があります。
その問題の上に、ワクチンという新たな負荷が加わり、症状が表面化したのです。
重要なのは、症状が出るまでの「プロセス」を見極めることです。
味覚障害のケース
今回の患者さんは、ワクチン接種後に味覚がおかしくなりました。
しかし実際には、味覚に異常をきたすような体の状態が、すでにあったのです。
味覚がなかなか戻らなかったのは、その根本的な問題に対して適切な処置がされていなかったからです。
味覚障害がある方の多くは、「舌」の機能が低下しています。
その舌の機能を低下させる原因は「首の緊張」。
首の緊張は「背中の緊張」から、背中の緊張は「肝臓の不調」から。
肝臓の不調は「腰の緊張」、そして腰の緊張は「左足首の問題」から始まっていました。
つまり、この患者さんの不調の出発点は「左足首」だったのです。
左足首に問題がある状態でワクチンを接種したことで、弱っていた肝臓にダメージが加わり、体調を崩したと考えられます。
肝臓が傷ついたままでは、背中や首の緊張が取れず、味覚も回復しません。
調整のプロセスと回復
まずは左足首の調整から始め、背中の緊張を緩めていきました。
背中が緩むことで肝臓の機能が回復し、肝臓が治癒してくると、背中や首の緊張も徐々にほぐれていきます。
その結果、味覚も少しずつ戻ってきました。
この患者さんは、初回の調整から約3ヶ月で味覚が回復しました。
時間がかかったのは、腰と背中の状態が予想以上に悪く、肝臓の回復にも時間が必要だったためです。
それでも、2年間も味覚が戻らなかったことを考えれば、早い回復だったと言えるでしょう。
難治性の症状にも
今回のように、なかなか改善しない症状には、原因をたどる「プロセスの見極め」が欠かせません。
それができれば、難治性とされる症状にも対応できる可能性があります。
もし、長引く不調に悩んでいる方がいらっしゃれば、ぜひ一度、当院で体の調整を受けてみてください。
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本日もお読みいただきありがとうございました。
あなたの身体が少しでも楽になりますように。




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