【症例】ふくらはぎのだるさ(30代 女性)
右側のふくらはぎがだるい。
【対処】
足のだるさを訴える人は多くいます。
足がだるくなっている時は、だいたい、足が張っています。
だから、人は張っている足をマッサージしたり、ストレッチしたりして、張りを取ろうとします。
実際に、張っているところを、マッサージしたりすると楽になります。
だから、対処としては間違ってはいないと思います。
ただし、この行為は、治すとは別で、症状を無くす、もしくは、軽減させる対処としてでは正解ですが、治すとなると違うのでは?と当院では考えます。
当院では、なぜ、足は張ってしまうのか?の原因の方を考えます。
何かの原因があって、その原因の影響をうけて、足が張る必要性があるから、足が張っていると考えるのです。
だから、本来は、その原因がなくなるまでは、足の張りはあったほうが良いのです。
とはいえ、足のだるさがあると、生活の質が落ちますので、原因をアプローチしつつ、原因がなくなるまでの間、足をマッサージしたりして、症状の軽減などを行いながら、対処することを行います。
今回の患者さんは、腰が原因で、足のだるさが出ていました。
だから、まずは、腰の状態をよくしていくことが大切な処置になります。
しかし、腰の状態が、本来の状態になるまで、少し時間がかかりそうな状態でしたので、身体を整えることを行ってから、ふくらはぎの軽めのストレッチを入れることで、だるさの軽減を行いました。
腰の状態がよくなるまでは、調整しても、すぐにふくらはぎのだるさは出てしまうと思います。
しかし、腰の状態がよくなってくると、ふくらはぎの張りはなくなりだるさもでなくなりますので、それまでは、調整を続けていく必要があります。
マッサージをしても、すぐ症状が戻るという人がいますが、それは正しくない認識だと当院では思っています。
マッサージが問題ではなく、原因へのアプローチができていないことが問題なのです。
足がだるいから足へのアプローチではなく、体全身を検査して、何が原因で足がだるくなっているのかの見極めが大切だと思います。
原因に対してのアプローチは、なんでもいいと思います。
原因をマッサージするとちゃんと結果はでます。
あなたが、何かの症状を治したいのであれば、治し方ではなく、原因を探ってくれる治療院に行くことをおすすめします。
原因を見つけ、そこに対してアプローチして欲しいのであれば、当院に越し下さい。
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また、治療しながら、自宅でのセルフケアを行っていくと、調整の効果が上がりますのでセルフケアも患者さんに教えています。
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本日も ありがとうございました。
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