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執筆者の写真癒いこい 加藤

足の裏の痛みの原因



【お悩み相談】

製造業に転職して、立ち仕事が初めてなので、足の裏(かかとらへん)がめちゃくちゃ痛いです。

腰痛もします。


何が原因なんでしょうか?


整体でなんとかなるものですか?



【回答】

長時間立っていることで起こる、足の裏(かかと)の痛みの原因は、体の重心のズレだと思います。


体の軸が、かかと寄りの重心になっている可能性が高いと思います。


本来は、足の裏全体で立っていて、また、軸を常に細かく変化させることで、疲労の分散をしています。


軸がズレていることで、かかとに集中して負荷がかかってしまい痛くなっていると思われます。


また、軸がズレてるので、腰にも負担がりやすく、腰も痛くなっているのでしょう。


おそらく、この方は、もともと、軸がズレていて、軸がズレている状態で、立ち仕事を始めてしまったので、問題が表に出てきたのだと思います。


整体で、体の軸のズレを正していけば、かかとの痛みも腰の痛みもなくなっていくと思います。


ただし、長年かけてズレてきた軸だと思いますので、すぐになくなるとは限りません。


その場合は、調整を続けながら、日々の工夫は必要だと思います。


例えば、作業前のストレッチをしっかりやって、ある程度軸を整えてから作業を始める。


作業中の立ち方の工夫をする。


こまめに、かかとやつま先に体重を移動させながら作業をしたり、靴の下敷きを厚めにするなど。


気をつけて欲しいのは、放置していると、かかとの痛みをなくそうとして、どんどん軸をずらしていって、かかとの痛みを減らそうとします。


だから、何もしなくても、もしかすると、かかとの痛みは減るかもしれません。


しかし、その代償として、ほかの部分に負荷がかかるようになります。


腰が痛くなったのも、その一つだと思います。


痛みが出たときは、体からの何かしらのサインです。


サインが出た時に、処置しておけば、最小限で防ぐことができます。


サインを見過ごすと、大きな代償となって返ってきます。


あとあと、苦労しないためにも、この機会に、しっかり全身を整えて、軸のズレをなくしておくことを私は、おすすめします。

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