肩こりで困っている人。腰痛で困っている人。その他体のどこかに痛みが出ている人の特徴は、「姿勢が悪い」ところだと思います。
一般的には、姿勢が悪いから、症状が出てきたと思われている傾向があります。
それって本当なのでしょうか?
本当に、姿勢が悪いことが原因で、痛みが出ているのでしょうか?
当院では、半分正解で半分間違っていると考えています。
どういうことか?
まずは、正解の方。
姿勢が悪いことで、肩や腰に負担が掛かっているのは本当だと思います。
姿勢が悪いと、無駄なところに力が入ってこるのです。 ここまでは正解だと思う理由。
次は、間違っている理由。
それは、姿勢が悪くなったのはなぜですか?
実は、この部分が、ポイントになってきます。 姿勢が悪くなって、肩こりや腰痛が出るのは、先ほど説明したとおりですが、なぜ、姿勢が悪くなったのかを解決しない限りは、本質的な解決にはなりません。
姿勢が悪くなるには、姿勢が悪くなる原因が、ほかにあるのです。
この原因を見つけずに、姿勢を直そうとした施策では、そのときは解決できたとしても、いずれ姿勢が悪くなってきて、また、症状が出てきてしまいます。
姿勢が悪くなる原因は、人によって本当に様々です。
ただ、座り方が悪いとか、スマホの見過ぎとか言われることが多いですが、それも、要因の一つではありますが、本質的な原因ではないと思います。
座り方が悪いのではなくて、すでに、体のどこかに問題があって、その座り方しかできないという場合の方が多いと思っています。
だから、当院では、座り方の指導はほとんどやっていなくて、一番深い問題に対して対処しています。
体の状態が良い人は、自然と良い姿勢になります。
姿勢が悪いから問題が起こるのではなくて、問題を持っているから、姿勢が悪くなるのです。
ぜひ、そのことを知っていて欲しいと思います(^ω^)
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