整体に来る人のほとんどが、どこかが痛かったり、痺れていたりなどの症状があって、それを何とかしたいと思って来ることが多いです。
当然そうだと思います。
しかし、本当は痛みはとってはいけないものなのです。
なんで?って、あなたは思ったかもしれませんね。
今から、痛みをとってはいけない理由を説明していきたいと思います。
まず、なぜ痛みが出るのか?を考えて欲しいと思います。
なぜだと思いますか?
それは、痛みを出す事によって、体に異常が起きていることを教えてくれているのです。
例えば、捻挫をしたとします。
痛みがあるから、捻挫した場所を、なるべく動かさないようにすると思います。
結果として、捻挫をした部分を悪化させないで、自然治癒しやすい環境を作るのです。
これが、もし、痛みを感じなければ、捻挫をしても、何も気にせずどんどん動かしてしまうので、なかなか治らないだけでなく、悪化させてしまうことも出てきます。
痛みによって、体を守っているのです。
逆を言えば、痛みが無くなってきたら、良くなってきた目安にはなります。
しかし、気をつけて欲しいのは、痛みをなくすためだけに調整をすると、体は良くならないのです。
痛みを起こしている、経緯をしっかり探して、その一番深いところにある部分をアプローチしていかないと、ただ単に、痛みをごまかしているだけになってしまいます。
そうならないように、痛みの具合を観察しながら、アプローチする必要があるのです。
痛みが必要な理由は伝わりましたでしょうか?
体のどこかに、痛みなどがあったなら、安易に考えずに、早めに原因を探し出して、処置するといいと思いますよ。
痛みのある人は、当院にお越し下さいね。
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