【症例】骨折後のケア（１４歳 男子）
整体で骨折後の治癒を早めることができるのか？の相談。
【対処】
整体をする事で、直接、骨折や傷などを治すことはできません。
なぜなら、骨折や傷を治せるのは、本人の治癒のみだからです。
整体ができるのは、治癒しやすい身体つくりにすることです。
今回の患者さんは、腕を骨折して、整体をすることで、治癒が早まらないか？という相談に来ました。
そこでお話したのは、骨折した箇所が、もともと、どこかの影響を受けていた場合、整体をすることで、その影響がなくなれば、治癒が早まる可能性はあるとお伝えしました。
それならということで、調整をすることになりました。
まず、検査を行ったところ、骨折した場所周辺の筋肉が緊張してました。
その緊張が、骨折したことで緊張しているのか？それとも、骨折する前から緊張していたのかを検査しました。
検査したところ、骨折した箇所による緊張と、骨折した箇所とは別の場所が原因で緊張していることがわかりました。
こういうケースでは、骨折する前から、骨折した箇所が緊張していたと思われるので、治癒するのが遅くなります。
なので、まずは、骨折する前からある問題の処置を行い、その上で、骨折した箇所周辺の処置をおこなうと治癒が早まります。
ここでいう治癒が早まるというのは、人の能力以上に早く治癒するという話ではなく、治りにくくなっていた状態から、本来の治癒の状態に戻したという話になります。
今回、もともと影響を与えていた場所は背中でした。
その背中も、腰が影響していました。
まだ１０代だからといって、身体に問題がないわけではありません。
ほとんどの人は、幼少期のころから、少しずつ身体に異常をおこし、それを積み重ねて成長しています。
そのことに気がつかないで、ある程度成長した時に異常を感じて何か処置をしようとします。
だから、異常が起きた時に、対処的な処置をしてしまうのです。
本当は、もっとずっと前から、問題は起こっていて、その問題もさまざまなプロセスを積み重ねて複雑化しています。
子どもの時から、そういう問題を取り除いていくことで、大人になってからの問題を防ぐことができます。
だから当院では、症状がでていなくても、こどもの調整を進めています。
もし、お子さんが健康に成長していって欲しいのであれば、当院にお越し下さい。
基本的には、どんな症状でも対応させていただきます。
調整、質問があるときはお問合せくださいね。⇒https://www.iyashi-ikoi.com/
遠くて通えない人は、オンライン（ビデオ通話）でも整体が受けられます。
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また、治療しながら、自宅でのセルフケアを行っていくと、調整の効果が上がりますのでセルフケアも患者さんに教えています。
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本日も ありがとうございました。
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