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  • 執筆者の写真癒いこい 加藤

捻挫癖の原因

更新日:8月2日



【症例】捻挫癖(12歳 男の子)

右足の捻挫がなかなか良くならない。右足に捻挫癖がある。ストレッチと筋トレが必要か?と質問あり。



【対処】

当院では、捻挫も対応しています。


しかし、捻挫といっても、状態によって、私がやれる範囲とやれない範囲があります。


それは何か?


それは、炎症や損傷などの、組織に関わること(細胞の入れ替えが必要なこと、治癒が必要なこと)は、私ではやることができません。


組織の問題は、患者さん本人の治癒でしか対応できないからです。


私がやれることは、治癒しやすい身体の環境作り(身体を整えること)しかないのです。


そうすることで、治癒力の底上げをし、治癒を早めるお手伝いをすることです。


今回の患者さんは、小学6年生の男の子で、サッカーで捻挫して、病院に行っていても、なかなか痛みが引かないことで、来院されました。


捻挫する時の大半は、足首の関節が緩くなっていて、それに気が付かずに動いて捻じって起こっています。


関節が緩んでいる原因を見つけて、そこの対処を行っておけばいいのですが、病院では通常、そこまで治療をしていくことはありません。


なので、痛みがなくなっても、足首の関節が緩んでいる状態は変わっていないので、同じようなシュチュエーションで何度も捻挫をしてしまうのです。


これが、捻挫癖の理由には、大きく2つあって、その一つが関節の緩みです。


そして、もう一つが、捻挫の傷が治りきらない。


まず、前提共有しておきますが、治るとは、原因がなくなった状態のことをさします。


決して、痛みがなくなったから治ったわけではないことを知っていて欲しいです。


それを踏まえてお伝えすると、捻挫をした時に、筋肉などの組織が損傷したとします。


通常は、その損傷は、時間が経てば、自然に治癒します。


しかし、関節が緩んでいるようなところを損傷すると、関節が緩んでいるところの筋肉などは、正常に細胞が機能していないので、治癒しにくくなったり、完全には治癒しきらない状態になります。


なので、痛みはないけど、関節に傷が残っているときは、そこの箇所は再び捻挫をしてしまったりします。


これが捻挫癖なのです。


患者さんからの質問で、関節周りのストレッチと筋トレは効果的か?聞かれました。


効果的とお伝えしました。


ただし、必ずしもストレッチや筋トレが必要かといとそうではありません。


本来、健康な身体の人は、関節が緩んでいるようなことは起きません。


なので、ストレッチなどを行わなくても、捻挫しないのです。


ストレッチや筋トレなどは、プラスアルファになることはあっても、やらなければいけないものではないのです。


ストレッチなどを行っていると、柔軟になったり強くなるので、無理のない範囲で行うことが大事だと思います。


でも、一番大切なのは、原因の根っこを見つけて、そこへのアプローチです。


今回の患者さんは、腰に問題があって、右足の足首がゆるくなっていました。


腰の調整を行うことで、大分足首の状態はよくなりました。


小学生でも、腰は痛めます。


腰の状態が良くなれば、関節の緩みもなくなります。


最終的には、捻挫をしない身体になります。


今回は足首でしたが、手首も基本的に同じです。


身体全体をこまめに調整していたら、怪我する前に手を打つことができたかもしれません。


もし、足などの捻挫を起こしてしまうようなお子さんがいれば、当院にお越し下さい。


基本的には、どんな症状でも対応させていただきます。


調整、質問があるときはお問合せくださいね。⇒https://www.iyashi-ikoi.com/


遠くて通えない人は、オンライン(ビデオ通話)でも整体が受けられます。

遠隔整体を受けてみたい人はこちらをクリックしてお申し込みください。⇒https://bit.ly/3ae5YrV


また、治療しながら、自宅でのセルフケアを行っていくと、調整の効果が上がりますのでセルフケアも患者さんに教えています。


もし、身体を整えるセルフケアを行ってみたいと思っているなら、とても簡単で短時間で出来るのでやってみてください。⇒https://bit.ly/3mLK2si


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本日も ありがとうございました。

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