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坐骨神経痛って診断されました!

  • 執筆者の写真: 癒いこい 加藤
    癒いこい 加藤
  • 10月15日
  • 読了時間: 4分
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【症例】左のお尻とモモが痛い(70代・女性)

左のお尻とモモが痛いとの事で来院。立っている時、座っている時に痛くなる。寝ている時は大丈夫。病院で坐骨神経痛って診断された。今は痛み止めを飲んでいるがあまり変わらない。ネットで坐骨神経痛を調べたら3日〜3ヶ月で治るって書いてあったそう。



坐骨神経痛って診断されたけど…実はもっと大事なことがあります


今回は「坐骨神経痛」と診断された患者さんとのやりとりを通して、当院が大切にしている考え方をお伝えしたいと思います。


症状名よりも「なぜ痛むのか」が大事


病院では「坐骨神経痛」と診断されることがありますが、実は診断名そのものはそこまで重要ではありません。本当に大切なのは、「なぜその場所に痛みが出ているのか」という原因のプロセスを見つけること。そして、そのプロセスに対して適切な処置をしていくことです。


症状は、体の中で起きている問題の“最終的な反応”にすぎません。だから、症状だけを処置しても一時的に楽になるだけで、またすぐに戻ってしまうこともあります。


症状とプロセス、両方に向き合う


当院では、今出ている症状への対応と、症状が出るまでのプロセスへの対応の両方を行うことがベストだと考えています。


坐骨神経痛と呼ばれる症状も、患者さんによって原因のプロセスはさまざまです。すぐに改善する方もいれば、時間がかかる方もいます。だからこそ、治療の進み具合を患者さんと共有しながら進めることがとても大切です。


治癒のスピードは人それぞれ


症状がなかなか変化しない時期もあります。でも、それは「治っていない」ということではありません。着実に体は回復しているけれど、症状として現れていないだけなのです。


今回の患者さんにも、まずはこの考え方をしっかり理解していただくために、時間をかけて対話をしました。人によっては「話なんていいから早く治してほしい」と思うかもしれません。でも、当院ではこの対話こそが治癒を早める大切な時間だと考えています。なぜなら、治療は術者と患者さんの“二人三脚”だからです。


初回の検査で見えたこと


初回の検査では、腰の状態がかなり悪く、体のバランスが腰に負担をかける姿勢になっていました。座ったり立ったりするたびに神経が刺激され、お尻から太ももにかけて痛みが出ていたのです。


筋肉を緩めることで一時的に痛みを抑えることはできますが、それだけでは根本的な解決にはなりません。まずは、なぜ腰に負担がかかるような姿勢になってしまったのかを探る必要があります。


姿勢は結果であって原因ではない


よく「姿勢が悪いから体のバランスが崩れる」と言われますが、当院では逆の考え方をしています。体のどこかに問題があるからこそ、姿勢を崩してその問題の影響を減らそうとしているのです。


今回の患者さんの場合、左足首の問題が大きく関係していました。他にも複数の問題が絡み合っていて、症状はかなり複雑化していました。


我慢の時期もある


こういうケースでは、肩こりや頭痛など他の症状は改善しても、坐骨神経痛の症状だけがなかなか変わらないことがあります。そんな時期こそ、患者さんとの信頼関係が大切です。


治療の意図や現状をしっかり共有しながら、二人三脚で進めていくことが必要です。


3ヶ月経過して見えてきた変化


この患者さんは、2週間に1回のペースで通院され、現在3ヶ月が経過しました。痛みのない時間が増えたり、痛みの質が変わってきたりと、少しずつ変化が見られています。肩こりも減ってきました。


完全に痛みがなくなるまでには、まだ時間がかかると思いますが、着実に前進しています。


痛みがなくなっても、ゴールではない


人によっては、2回の調整で痛みが消える方もいます。でも、痛みがなくなったからといって、体が完全に整ったわけではありません。


どこまで体を整えたいかは人それぞれですが、本当に健康な状態を目指すなら、痛みがなくなった後も定期的なケアが必要です。


健康な体で暮らしたい方へ


当院では、症状のある方だけでなく、「いつまでも健康な体で生活したい」と願う方にも対応しています。体を整えることは、未来の自分への投資です。


「自分の体を大切にしたい」「不調のない毎日を送りたい」と思っている方は、ぜひ一度ご相談ください。私たちは、あなたと二人三脚で体をケアしていきます。




お問い合わせ・セルフケアのご案内


◎調整やご質問がある方は、こちらからお気軽にお問い合わせください。



◎遠方で通院が難しい方には、オンライン(ビデオ通話)での整体も可能です。

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◎また、治療と並行して自宅でセルフケアを行うことで、調整の効果が高まります。患者さんには簡単で短時間でできるセルフケアもお伝えしています。

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本日もお読みいただきありがとうございました。

あなたの身体が少しでも楽になりますように。

 
 
 

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