【症例】下痢、発熱、咳（5歳 女子）
5歳の子が下痢、発熱、咳がなかなかよくならない。
【対処】
小さいお子さんが、風邪の症状がなかなか良くならない時ってあります。
ほとんどの人は病院で薬か何かを処方してもらうケースが多いと思います。
病院で診断を受けることは、私も賛成です。
なぜなら、その症状が重症なものなのか、軽症のものなのかは、医師以外には診断できないからです。
まずは、病院で診断をしてもらい、軽症であれば、自宅でのケア、重症であれば入院などの選択になるのです。
入院でないのであれば、基本的には自宅のケアでなんとかなるものです。
今回の患者さんは、自宅でのケアで大丈夫なケースです。
この場合で、なかなか症状が変わらない時は、身体のどこかの歪みが原因の場合が多いです。
例えば、下痢がなかなかよくならない時は、腸の機能低下が原因です。
ここで、短絡的に整腸剤でなんとかしようと考えないことが大切です。
勘違いしないで欲しいのですが、整腸剤を飲んではいけないという話ではありません。
整腸剤は飲んでいいのですが、整腸剤は症状を抑えたりすることはできますが、治しているわけではないことを知っていて飲むのならいいと思います。
腸の機能が低下している原因にアプローチを行いながら、症状を抑えるために整腸剤を処方するのが良いかと思います。
腸の機能低下は、腰の緊張です。
腰の緊張によって、そこから出ている神経を刺激し、それが腸の機能低下を引き起こすのです。
ここでも、短絡的に腰を緩めればいいのかではなく、なぜ、腰が緊張したのか？を調べていく必要があります。
こうやって、なぜ？なぜ？を深堀していくことが大切です。
咳にしても同じです。
咳がでる原因が身体のどこかにあって、そこが正常にならないと咳は止まらないのです。
どんな症状も、まずは、脊椎に何らかの状態が出ています。
その状態を読み解き、その状態が、どこから起こっているのかを探っていくことが大切なわけです。
どんな症状も基本は同じなのです。
今回の患者さんは、足首の歪みがきっかけで、下痢も咳も発熱も起こってました。
初回調整後、一週間後に来てもらいましたが、調整後2日目くらいに症状が落ち着いてきて、２回目の時は症状はなくなってました。
今回は、比較的早く足首の問題が解消できたので、症状も早く落ち着きました。
全ての症状が早く落ち着くとは限りませんが、身体を整えていくことで症状は落ち着いてきます。
身体を整えて、症状を良くしたいのであれば当院にお越し下さい。
基本的には、どんな症状でも対応させていただきます。
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また、治療しながら、自宅でのセルフケアを行っていくと、調整の効果が上がりますのでセルフケアも患者さんに教えています。
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本日も ありがとうございました。
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