腰痛の時、コルセットをする人って多いですよね?果たして、腰痛にコルセットはいいのでしょうか?コルセットをすれば、腰痛は治るのでしょうか?
今回は、『コルセットの目的』について、やっていきたいと思います。
お悩み相談
最近、寝る時腰が痛いです。主に横向きで寝てます。お尻の下に枕を置いて寝ると痛みがありません。
起きて、生活しているとまた腰が痛いのですが、腰痛ベルトをすれば解消しますか?
回答
《楽になるかもしれませんが治りはしません》
コルセットをすることで、腰を補助してくれます。力を入れなくても、状態を維持することができるのです。
腰痛の原因にもよりますが、コルセットをすることで、痛みが軽減することはあると思います。
しかし、あくまで補助をしているだけなので、原因を無くしているわけではありません。
だから、コルセットをしている間は楽かもしれませんが、コルセットをとるとまた痛みが出る可能性は高いかと思います。
コルセットは、あくまで補助道具として認識する必要はあります。
《コルセットの弊害》
コルセットは、使用中の痛みの軽減や、腰への負担の軽減をしてくれる道具です。
使い方を正しく認識し、正しくしようしているなら、とても良い道具だと思います。
しかし、コルセットをしていることでの弊害もあります。
それは、動きの制限と筋力低下です。コルセットは、腰を固める事で、腰を補助します。
だから、腰周辺の動きに制限がかかります。
普段と同じような動きをしようと思ったら、その他の部分でカバーして動くことになります。
その場合、その他の部分に負担がかかることもあります。
その他に、腰を固めることで、腰に力を入れていなくても姿勢を維持することができます。
本来は、それが目的でコルセットを使うのですが、長期期間しようしていると、それが仇になって、腰周辺の筋肉が衰えてきてしまいます。
筋肉は使っていないと、弱くなるのです。
道具も使い方によっては、マイナスに働いてしまいますので、よく考えて使うべきというわけです。
《あくまで補助として使用する》
先ほどもお伝えしましたが、コルセットは使い方を考えて使えば、とても良い道具です。
では、どうゆう使い方がよいのか?
私がおすすめするのは、腰痛が出始めの時と、腰に負担のかかる作業を行うときです。
腰痛の出始めは、痛みによって生活レベルが下がってしまいます。
だから、まずは痛みの軽減をしていきます。
その時、同時に進めて欲しいのが、腰の治療です。
腰の治療もおこないつつ、腰痛がなくなるまでの繋ぎとしてコルセットを使用するのです。
あと、腰の負担がかかるような仕事などをしている人は、腰に問題がなくても、疲労がたまってくると痛めてしまうことがあります。
それを防ぐために、作業中だけは使用するのもいいかなって思います。
《コルセットのいらない体にしていく》
腰痛でなければ、仕事などで腰を守るために使用することを除けば、そもそもコルセットを使用しなくてよくなります。
だから、腰痛にならないためにどうして行ったらいいかを、考えたほうがいいのです。
腰痛の人は、普段から、体全身が緊張していることが多いです。
だから、普段から身体の緊張を取っておくと良いかと思います。
身体の緊張がでない状態にしておけば、腰痛もしだいになくなっていきます。
全身の緊張を取っていくのに、治療院で、調整してもらうのが、手っ取り早いですが、セルフケアでも、できなくはありませんので、ご自身でケアしてもいいかもしれませんね。
ちなみに当院では、血液の循環をよくする調整を行いながら、身体のバランスを整えていく調整を行います。
その他、セルフケアで、治療の補助をしていきます。
そこで、私がおすすめしているのが、この身体を整えるセルフケアです。
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本日も ありがとうございました。
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